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gakugei_today

建築・まちづくり・コミュニティデザインの学芸出版社です。最新情報をお届けします。

駅長「たま」と編集部

和歌山電鐵貴志駅「たま」駅長が亡くなってしまいました。

ニュースを受けた今朝の編集部はなんだか少し静か。

旅立つ前日、社長の小嶋さんは「来年は駅長就任10周年をやろうね」とたまに声を掛けたそうです。

2012年の春先、たまが駅長就任6年目を迎えたころに、和歌山電鐵社長の小嶋さんと『日本一のローカル線をつくる 〜 たま駅長に学ぶ公共交通再生』という本をつくりました。ひょっとしたら世の中よく出来るんじゃないかという気分にしてくれる、嬉しい本でした。

刊行当時、編集部のスタッフがこんなことをつづっていました。

カバーの写真、小嶋さんの顔ばかり大きくて、たまちゃんが小さい。ちょっと離れるとたまちゃんとは分からないのでは?と心配だったのだが、ファンには分かるらしい。

出来上がったばかりの本をもってランチにいったら、パスタ屋さんのマダムが表紙のたまちゃんを見つけて声をかけてくれた。なんでも、たまちゃんのファンなのだそうで、何回も会いに行ったという。そのうえ、小嶋さんの名前まで知っていた。

たま駅長の本ではなくて、小嶋さんが書いた本だし、公共交通の本だと説明したのだが、それでも買ってくれるという。十数ページだけど、たまちゃんとの出会いも書いてあるから、まあ、良いんだろう。

次は、たま駅長自筆の『みんなで守ろう鉄道、バス』という絵本でも作れないものだろうか。

ささやかな夢も、叶わなくなってしまいました。
人間でいうと80歳に相当する年齢になっていたというたま、安らかに眠ってほしいですね。

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◎学芸出版社の本
『日本一のローカル線をつくる』
たま駅長に学ぶ公共交通再生
小嶋 光信 著
四六判・176頁・本体1900円+税
http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-1299-6.htm

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