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比較住宅都市研究会子どもの貧困とソーシャルワーク (3/8 東京 )

■比較住宅都市研究会
  子どもの貧困とソーシャルワーク
         
報告者:鳫 咲子氏(跡見学園女子大学マネジメント学科准教授)
日時:2016年3月8日(火)18時30分〜20時30分
会場:首都大学東京同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室
  http://www.comp.tmu.ac.jp/dousoukai/activity/club/index.html
参加費:1000円(会場費、飲み物などの費用として利用します)
詳細&申込:
http://home.g08.itscom.net/ebizuka/

要旨:
 千葉県銚子市の母子家庭が県営住宅の家賃を滞納し、強制退去となった日に母親が
中学2年の一人娘を殺害するという痛ましい事件が2014年9月にあった。学校給食の
パートの仕事で年間100万円に届かない程度の収入だった母親は、離婚した元夫の借
金の返済等のためにヤミ金からも借金をし、国民健康保険料も滞納していた。生活保
護の相談で市役所を訪れたが、仕事をしているなどの理由で保護には至らず、裁判で
母親は「お金がなく、相談する人もいない。(自分も)死ぬことが一番いいと思っ
た」と語った。事件当時の通帳の残高と所持金は計4680円だった。子どもの貧困対策
法が2013年6月に成立し、2014年1月から施行された。国が同年8月に法律に基づき閣
議決定した「子供の貧困対策に関する大綱」を勘案して、各県も子どもの貧困対策計
画を定めている。冒頭紹介した事件のように、子どもの貧困対策法が必要とされた我
が国の状況を踏まえ、今後の課題について考えたい。

関連記事:http://bit.ly/1oKsLRP

講師のプロフィール:
 1962年千葉県市川市生まれ。私立桜蔭高等学校上智大学法学部国際関係法学科卒
業。筑波大学大学院経営・政策科学研究科修了。博士(法学)。参議院事務局に建設委
員会調査員等として27年間勤務。現在は、子どもの貧困(災害発生時を含む)・女性の
貧困を中心に調査研究を行っている。専門分野は、公共政策・行政学・立法過程論。
2012年『子どもの貧困と教育機会の不平等―就学援助・学校給食・母子家庭をめぐっ
て』を明石書店より刊行。その他共著に、『震災に学ぶ社会科学第6巻復旧・復興へ
向かう地域と学校』(東洋経済新報社)、『子どもの貧困白書』(明石書店)、『公共
政策と法』(早稲田大学出版部)、『現代先端法学の展開』(信山社)等。お茶の水女子
大学大学院非常勤講師、和光市総合振興計画審議会委員・三郷市まちづくり委員。

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◎学芸出版社の本
『都市計画 根底から見なおし新たな挑戦へ』
蓑原 敬 編著/西村幸夫・佐藤 滋 他著
地域の安定と活性化のために何をなすべきか
http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-2501-9.htm
『近居少子高齢社会の住まい・地域再生にどう活かすか』
大月 敏雄 編著 住総研 編著
介護や子育て、「家族が地域に住む」時代へ
http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-1337-5.htm

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